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抒情とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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抒情

「抒情的に語る」などのように使う「抒情」という言葉。

「抒情」は、音読みで「じょじょう」と読みます。

「抒情」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「抒情」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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抒情の意味

「抒情」には次の意味があります。

自分の感情を豊かに、また、うったえかけるように述べあらわすこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

「抒情」を分かりやすく言うと「自分の感情を言い表すこと」という意味になります。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・青潮にはその中に作者の心が溶けてゐて抒情性がそこに生れるのである。
(出典:平野万里『晶子鑑賞』)

・新派の和歌や俳句や抒情文などを作って、互いに見せ合ったこともある。
(出典:田山花袋『田舎教師』)

・「人工の翼」がどう作用したかはやや抒情的に語られた芥川の言葉にある。
(出典:吉本隆明『悲劇の解読』)

・そんならここに初めて科学を超越した詠歎の美という抒情が生じるわけだ。
(出典:横光利一『旅愁』)

・いまも、この戯曲のそういう抒情的な美しさはすこしも減じていない。
(出典:堀辰雄『大和路・信濃路』)

類語

叙事(じょじ)
意味:事実や事件を、ありのままに述べ記すこと。また、その述べ記したもの。(出典:デジタル大辞泉)

叙情(じょじょう)
意味:自分の感情を述べ表すこと。(出典:デジタル大辞泉)

リリシズム
意味:自然な感情がすなおに流露した趣や味わい。(出典:精選版 日本国語大辞典)

感傷(かんしょう)
意味:物に感じて心をいためること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

情緒(じょうちょ)
意味:おりにふれて起こるさまざまなおもい。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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