手話
「手話を覚える」などのように使う「手話」という言葉。
「手話」は、音読みで「しゅわ」と読みます。
「手話」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「手話」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
手話の意味
「手話」には次の意味があります。
・言語の表現様式の一つ。手を中心とする身振りを用いて表現する話し方。(出典:精選版 日本国語大辞典)
主に耳や口が不自由な人が手を用いてコミュニケートする方法のことです。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・手話というのは聞いたことがあるが、眼話というのは初めてであった。
(出典:向田邦子『無名仮名人名簿』)
・手話を解することはできなくとも、目の表情がそう言っているようだった。
(出典:楡周平『マリア・プロジェクト』)
・アン・ジヌが手話で何かを話していたが、えみりの目には何も入らなかった。
(出典:秋元康『着信アリFinal』)
・きみは手話を知らないと思ってるかもしれないが、知ってるんだよ。
(出典:E・E・スミス『創元版 スカイラーク・シリーズ(全4巻) 2 スカイラーク3号』)
・チンパンジーには器用に動く手と指があったから〝手話〟が可能となったのだ。
(出典:川又千秋『邪火神』)
類語
・視話法(しわほう)
意味:聴覚障害者の対話法の一。(出典:デジタル大辞泉)
・点字(てんじ)
意味:紙面に突起した点を一定の方式で組み合わせて表した、盲人用の一種の表音文字。(出典:デジタル大辞泉)
・サインランゲージ
意味:音声言語の代わりに指・腕などの身ぶりを用いること。(出典:デジタル大辞泉)
・ボディランゲージ
意味:音声によらず、身振りや手まね、顔の表情などで相手に意思を伝えること。(出典:デジタル大辞泉)
・身体言語(しんたいげんご)
意味:目線、表情、身振り動作など身体運動による思考・感情の表出のこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)