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手柔らかとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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手柔らか

「お手柔らかにお願いします」などのように使う「手柔らか」という言葉。

「手柔らか」は、訓読みで「てやわらか」と読みます。

「手柔らか」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「手柔らか」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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手柔らかの意味

「手柔らか」には次の意味があります。

やさしく、加減して扱うさま。(出典:デジタル大辞泉)

初めて戦う相手で、その力がよく分からないというときや相手が目上の人などに尊重の意を込めるときなどに使用され、試合前の挨拶の一つとなっています。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・その挑戦を受けてたとうじゃあないか!お手柔らかに頼むよ先輩方!!
(出典:竜騎士07『ひぐらしのなく頃に 1 鬼隠し編』)

・世界の運命がどうなるかの瀬戸ぎわのことだから、お手柔らかにやってはいられない。
(出典:ハーラン・エリスン『ステンレス・スチール・ラット シリーズ(全5巻) 4 ステンレス・スチール・ラット諸君を求む』)

・しかも、そのやり方たるや、あまりお手柔らかでなかったことは確かである。
(出典:E・R・バローズ『創元初訳版/金星シリーズ(全5巻) 2 金星の死者の国』)

・はじめはお手柔らかにやるが、このまえのように、泥沼にふみこまないように気をつけよう。
(出典:E・E・スミス/小西宏訳『(レンズマン・シリーズ4) レンズの子ら』)

・ひとつ、お手柔らかに願いたいものですな。
(出典:佐藤賢一『王妃の離婚』)

類語

手加減(てかげん)
意味:相手や状態に応じて、扱いの厳しさの度合いをゆるめること。(出典:デジタル大辞泉)

容赦(ようしゃ)
意味:ゆるすこと。大目に見ること。(出典:デジタル大辞泉)

手心(てごころ)
意味:ほどよく加減をすること。また、その加減。(出典:精選版 日本国語大辞典)

忖度(そんたく)
意味:他人の心をおしはかること。また、おしはかって相手に配慮すること。(出典:デジタル大辞泉)

心遣い(こころづかい)
意味:あれこれと気を配ること。(出典:デジタル大辞泉)

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