悩み
「悩みのないのが悩み」などのように使う「悩み」という言葉。
「悩み」は、訓読みで「なやみ」と読みます。
「悩み」とは、どのような意味の言葉でしょうか？
この記事では「悩み」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
悩みの意味
「悩み」には次の意味があります。
・思いわずらうこと。心の苦しみ。（出典：デジタル大辞泉）
精神的に苦痛や負担を感じることを意味します。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・一日として少しの悩みもなしに過ぎるという日はなかった。
（出典：ヘッセ／佐藤晃一訳『郷愁』）
・何をしていいかわからないという現代青年の悩みには心から同情する。
（出典：下村湖人『青年の思索のために』）
・自分一人では解決できない悩みを、他人のたった一言が解消してしまう。
（出典：FlyingShine『CROSS†CHANNEL-†1 2,「崩壊」 CROSS†CHANNEL』）
・人生の実際の悩みというものは、どうも筆にならない性質のものらしい。
（出典：坂口安吾『人生案内』）
・何とか、一人でキャッチボールができないかと悩みましたが無理でした。
（出典：ヒロシ『ヒロシです。2』）
類語
・苦悩（くのう）
意味：あれこれ苦しみ悩むこと。（出典：デジタル大辞泉）
・苦悶（くもん）
意味：苦しみもだえること。もがき苦しむこと。（出典：精選版 日本国語大辞典）
・苦渋（くじゅう）
意味：物事がうまくいかずに苦しみ悩むこと。また、そのさま。（出典：精選版 日本国語大辞典）
・煩悶（はんもん）
意味：いろいろ悩み苦しむこと。苦しみもだえること。（出典：精選版 日本国語大辞典）
・難儀（なんぎ）
意味：処理するのがむずかしいこと。また、そのさま。（出典：デジタル大辞泉）
