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思慕とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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思慕

「思慕の念を抱く」などのように使う「思慕」という言葉。

「思慕」は、音読みで「しぼ」と読みます。

「思慕」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「思慕」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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思慕の意味

「思慕」には次の意味があります。

・思いしたうこと。恋しく思うこと。(出典:デジタル大辞泉)

「思慕の念を抱く」は「恋しいと思う気持ちを抱く」という意味になります。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・まだ僅かに残っていた夫への思慕の念が完全に消え果てた瞬間でもあった。
(出典:今邑彩『双頭の蛇(「蛇神」シリーズ第3巻)』)

・彼の名を思つても涙がにじむ程の思慕が、いつになつても止まなかつた。
(出典:村山槐多『殺人行者』)

・その人に兄のような思慕を持っていた時代があった。
(出典:梶井基次郎『冬の日』)

・私は誰にもその思慕については自分から言ひ出さうとはしなかつた。
(出典:堀辰雄『姨捨記』)

・ただ「詩が実現されることの夢」であり、それへの思慕にすぎないのだ。
(出典:萩原朔太郎『詩の原理』)

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類語

・愛(あい)
意味:特定の人をいとしいと思う心。互いに相手を慕う情。恋。(出典:デジタル大辞泉)

・慕う(したう)
意味:恋しく思う。懐かしく思う。(出典:デジタル大辞泉)

・愛慕(あいぼ)
意味:深く愛して、それを慕うこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)

・慕情(ぼじょう)
意味:慕わしく思う気持。恋い慕う気持。(出典:精選版 日本国語大辞典)

・眷恋(けんれん)
意味:愛着の思いにひかれること。恋いこがれること。また、そのさま。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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