快適
「快適な生活」などのように使う「快適」という言葉。
「快適」は、音読みで「かいてき」と読みます。
「快適」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「快適」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
快適の意味
「快適」には次の意味があります。
・心身に不快に感じられるところがなく気持ちがいいこと。ぐあいがよくてこころよいこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)
例えば、部屋の温度が寒すぎず暑すぎず、居心地がよくて気持ちがよいことなどを「快適」と言います。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・より快適な暮らしを実現するために、いつでもより多くのものを求める。
(出典:福井晴敏『終戦のローレライ(下)』)
・快適とはいいがたい厳しい生活だったが、それでもなんとか生きてきた。
(出典:J・M・ディラード/斉藤伯好訳『宇宙大作戦 スター・トレック5/新たなる未知へ』)
・快適な夏を過すことが出来るだろうと思っています。
(出典:石川達三『青春の蹉跌』)
・生活を快適にするためには、治療薬があったほうがよいに違いない。
(出典:宮田親平『ハゲ、インポテンス、アルツハイマーの薬』)
・人生におけるわたしの目的は、完全に快適な状態で暮すということである。
(出典:クリスティ/赤冬子訳『茶色の服を着た男』)
類語
・快い(こころよい)
意味:気持ちよく感じられる。(出典:デジタル大辞泉)
・爽快(そうかい)
意味:さわやかで気持ちがよいこと。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉 )
・壮快(そうかい)
意味:勇ましくてこころよいこと。元気にみちみちて気持がよいこと。また、そのさま。(出典:精選版 日本国語大辞典 )
・心地よい(ここちよい)
意味:気持ちがよい。気分がさわやかである。快い。(出典:デジタル大辞泉 )
・気楽(きらく)
意味:心配や苦労がなく、のんびりとしていられること。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)