強要
「参加を強要する」などのように使う「強要」という言葉。
「強要」は、音読みで「きょうよう」と読みます。
「強要」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「強要」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
強要の意味
「強要」には次の意味があります。
・無理に要求すること。無理やりさせようとすること。(出典:デジタル大辞泉)
「参加を強要する」は「無理やり参加させようとする」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・どちらかがどちらかに命令したり強要したりできるような関係ではない。
(出典:田中芳樹『薬師寺涼子の怪奇事件簿08 水妖日にご用心』)
・普通こういう時は自白の強要が事実だと認めちゃいけないと思うんだけど!
(出典:井上堅二『バカとテストと召喚獣 04』)
・彼女達は演奏を強要され、席を立って逃げ出すことさえ出来ないのである。
(出典:大迫純一『神曲奏界ポリフォニカ レオン・ザ・レザレクター』)
・いずれにしろ選ぶのは彼女自身、俺達には強要することはできません。
(出典:喬林知『今日からマ王 第03巻 「今夜はマのつく大脱走!」』)
・みんなに自分を尊敬するよう強要していますが、人望が薄いようです。
(出典:野田秀樹『この人をほめよ』)
類語
・強請(きょうせい・ごうせい)
意味:無理に頼むこと。(出典:デジタル大辞泉)
・無心(むしん)
意味: 他人の迷惑をもかえりみないで頼むこと。 (出典:精選版 日本国語大辞典)
・要求(ようきゅう)
意味:必要または当然なこととして相手に強く求めること。(出典:デジタル大辞泉)
・強引(ごういん)
意味:抵抗や反対を押しきって無理に物事を行うこと。(出典:デジタル大辞泉)
・無理強い(むりじい)
意味:強引に押しつけてやらせること。(出典:デジタル大辞泉)