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帰るとは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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帰る

「家に帰る」などのように使う「帰る」という言葉。

「帰る」は、訓読みで「かえる」と読みます。

「帰る」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「帰る」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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帰るの意味

「帰る」には次の三つの意味があります。

1 自分の家や、もといた場所に戻る。
2 今いる場所を離れて去る。
3 野球で、走者が本塁を踏んで得点になる。(出典:デジタル大辞泉)

それぞれの意味、使い方、類語については下記の通りです。

帰るの意味①「自分の家や、もといた場所に戻る。」

「帰る」の一つ目の意味は「自分の家や、もといた場所に戻る。」です。

「家に帰る」で、「自分の家に戻る」という意味になります。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・私はその港を中心にして三日ほどもその付近の温泉で帰る日を延ばした。
(出典:梶井基次郎『冬の蠅』)

・僕は僕の部屋へ帰ると、すぐに或精神病院へ電話をかけるつもりだつた。
(出典:芥川竜之介『歯車』)

・かれはわたしがこう帰ることがごく自然しぜんなように思っているらしかった。
(出典:マロ・エクトール・アンリ『家なき子』)

類語

帰還(きかん)
意味:旅先、戦地、軍隊などから基地、故郷などへ帰ること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

帰郷(ききょう)
意味:ふるさとや祖国へ帰ること。帰省。(出典:精選版 日本国語大辞典)

帰港(きこう)
意味:航海に出ていた船が出発した港に帰ること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

帰るの意味②「今いる場所を離れて去る。」

「帰る」の二つ目の意味は「今いる場所を離れて去る。」です。

「友達は、自分の家へ帰っていった。」という文で、「友達は、今いる場所から自分の家へ去っていった」という意味になります。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・大臣が帰るとき、さぎ師たちはもっと金の糸や絹がほしいと言いました。
(出典:大久保ゆう『はだかの王さま』)

・叔父が帰ると、すぐにまた祖母がやって来て叔母に一緒に帰れといった。
(出典:金子ふみ子『父』)

・件の男は大いに悦んで帰って行ったが、あとで母は私に言ったことである。
(出典:上村松園『棲霞軒雑記』)

類語

去る(さる)
意味:ある場所から離れる。そこを離れてどこかへ行ってしまう。(出典:デジタル大辞泉)

立ち去る(たちさる)
意味:立ってその場所から去る。たちのく。(出典:デジタル大辞泉)

退去(たいきょ)
意味:今いる場所から立ち去ること。立ちのくこと。(出典:デジタル大辞泉)

帰るの意味③「野球で、走者が本塁を踏んで得点になる。」

「帰る」の三つ目の意味は「野球で、走者が本塁を踏んで得点になる。」です。

「ランナーが帰ってくる」で、「ランナーが本塁を踏み、点が入る」という意味になります。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・バッターの打球がヒットとなり、三塁ランナーが帰ってきた。

・バッターの打球は犠牲フライとなり、三塁ランナーがホームへ帰ってくる。

・相手投手の暴投により、三塁ランナーが帰ってきた。

類語

生還(せいかん)
意味:野球で、走者が本塁にかえって得点すること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

ホームイン
意味:野球で、走者が本塁にかえり、得点すること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

ホームスチール
意味:野球で、本塁へ盗塁すること。(出典:精選版 日本国語大辞典)

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