布巾
「布巾を消毒する」などのように使う「布巾」という言葉。
「布巾」は、音読みで「ふきん」と読みます。
「布巾」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「布巾」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
布巾の意味
「布巾」には次の意味があります。
・食器などをふく布きれ。(出典:精選版 日本国語大辞典)
食卓や調理台を拭く布巾は「台布巾」(だいぶきん)と言います。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・床の間にのせられてる机の上には、真白な布巾の下に薬瓶が並んでいた。
(出典:豊島与志雄『二つの途』)
・ブリキ型のなき時は茶筒の蓋へ入れ上から布巾をかけて湯煮てもよし。
(出典:村井弦斎『食道楽』)
・調理器具は、布巾の敷かれたバットの中に一揃い用意されていました。
(出典:米澤穂信『古典部シリーズ3 クドリャフカの順番』)
・念入りにお茶をいれて出してくれた奥さんは、布巾をたたみながらうなずいた。
(出典:森田誠吾『魚河岸ものがたり』)
・大きな鉄のフライパンの中に、木綿の布巾と軍手二枚が煮えたぎっていた。
(出典:阿川佐和子『笑ってケツカッチン』)
類語
・茶巾(ちゃきん)
意味:茶器をぬぐう布。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・艶布巾(つやぶきん)
意味:水蝋蝋の液などをしみ込ませた布巾。木製の家具や廊下などをふいて、つやを出すのに使う。(出典:デジタル大辞泉)
・襤褸(ぼろ)
意味:使い古して役だたない布。つづれ。ぼろきれ。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・手巾(しゅきん)
意味:てぬぐい。また、てふき。ハンカチ。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・古裂(こぎれ)
意味:江戸時代より前に、外国から渡来した金襴(きんらん)、緞子(どんす)、間道(かんとう)などの布地をいう。茶道具の袋や和装の小物に用いられて珍重された。名物切(めいぶつぎれ)。(出典:精選版 日本国語大辞典)