封鎖
「預金封鎖」などのように使う「封鎖」という言葉。
「封鎖」は、音読みで「ふうさ」と読みます。
「封鎖」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「封鎖」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
封鎖の意味
「封鎖」には次の意味があります。
・出し入れをできないように封じ閉ざすこと。 (出典:デジタル大辞泉)
「預金封鎖」で「預金を出し入れできないように銀行口座を閉ざすこと」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・出口はどこも封鎖され、法律の番犬どもが、こちらに向かってきていた。
(出典:ハーラン・エリスン『ステンレス・スチール・ラット シリーズ(全5巻) 5 ステンレス・スチール・ラット大統領に』)
・封鎖された金は、人民生活の改善のために使われようとはしていない。
(出典:宮本百合子『現実の必要』)
・それに村から逃げられないよう、封鎖部隊というのもいるんでしょう。
(出典:竜騎士07『ひぐらしのなく頃に 8 祭囃し編』)
・確かに軍の封鎖区域に勝手に入った以上は、射殺されても文句は言えない。
(出典:千秋寺亰介『怨霊記 1 四国結界篇』)
・彼はあの封鎖した家の扉をぶち壊すのを手伝っていた黒髭の民兵だった。
(出典:ウルフ/岡部宏之訳『新しい太陽の書2』)
類語
・壅塞阻止(ようそくそし)
意味:ふさぎはばむこと。ふさいで隔てること。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・遮断(しゃだん)
意味:さえぎって、他の動き・作用などが及ばないようにすること。(出典:デジタル大辞泉)
・閉塞(へいそく)
意味:先行きが見えないこと。将来の見通しが立たないこと。(出典:デジタル大辞泉)
・包囲(ほうい)
意味:周りを取り囲むこと。(出典:デジタル大辞泉)
・断切(だんせつ)
意味:たちきること。また、たちきれること。(出典:デジタル大辞泉)