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寸前とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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寸前

「試合が終わる寸前に追いつかれた」などのように使う「寸前」という言葉。

「寸前」は、音読みで「すんぜん」と読みます。

「寸前」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「寸前」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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寸前の意味

「寸前」には次の意味があります。

ほんのちょっと前。すぐ前。直前。空間的な場合にも、時間的な場合にも用いられる。(出典:精選版 日本国語大辞典)

「寸前」をわかりやすく言うと「ある物事が起きる直前」という意味になります。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・さらに近づいたとき、彼が戦闘寸前の態勢をとっている原因がわかった。
(出典:E・R・バローズ『創元版/ペルシダー・シリーズ(全7巻) 2 翼竜の世界ペルシダー』)

・こらえにこらえていた反抗が今や爆発寸前であることを示していたのだ。
(出典:ルブラン/野内良三訳『ルパンの告白』)

・そして読み通りの正確な攻撃は、寸前で避けるには最も都合がいい。
(出典:ベニー松山『風よ。龍に届いているか(下)』)

・だが出発する寸前、幼い女神は窓から首を出して、甘い声で呼びかけた。
(出典:エディングス『エレニア記6 神々の約束』)

・校舎の裏で、殴り合う寸前の男子たちが吠えているのを聞いたことがある。
(出典:小川一水『グレイ・チェンバー』)

類語

直前ちょくぜん
意味:物事の起こったり行われたりするすぐ前。(出典:デジタル大辞泉)

目前もくぜん
意味:目のまえ。まのあたり。眼前。時間的に、すぐ先に迫っていることにもいう。(出典:精選版 日本国語大辞典)

間際まぎわ
意味:物事がまさに行われようとするとき。寸前。(出典:デジタル大辞泉)

瀬戸際せとぎわ
意味:成功か失敗かの分かれめ。安危・生命など、運命がきまる重大な分岐点。瀬戸。(出典:精選版 日本国語大辞典)

土壇場どたんば
意味:決断をせまられる、最後の場面。進退きわまった状態。(出典:デジタル大辞泉)

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