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審美眼とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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審美眼

「審美眼を磨く」などのように使う「審美眼」という言葉。

「審美眼」は、音読みで「しんびがん」と読みます。

「審美眼」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「審美眼」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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審美眼の意味

「審美眼」には次の意味があります。

美を見わけることのできる眼力。美を識別する眼識。(出典:精選版 日本国語大辞典)

「審美眼」を分かりやすく言うと、「美しいものを的確に見極める能力」のことです。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・男の子の審美眼などは低いもので、複雑な色の服装だと、敬遠してしまう。
(出典:遠藤周作『協奏曲』)

・素材そのものの美に魅せられる日本人の審美眼の高さにうたれたというのであった。
(出典:開高健『ずばり東京』)

・これが傑作なのかどうか、浅見には判断できるほどの審美眼がない。
(出典:内田康夫『天河伝説殺人事件(下)』)

・冗談、それを醜いと思うのはよほど審美眼がないか眼が腐っている。
(出典:言乃葉『出席番号32番 衛宮』)

審美眼がなければ、どんなに美しいものや秀れたものをみても、その美しさを理解できないのとおなじである。
(出典:富野由悠季『オーラバトラー戦記 11 ハイパー・ホリゾン』)

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類語

弁別(べんべつ)
意味:物事の違いをはっきりと見分けること。(出典:デジタル大辞泉)

鑑識(かんしき)
意味:物の真偽・価値などを見分けること。また、その能力。(出典:デジタル大辞泉)

批評眼(ひひょうがん)
意味:批評をする眼識。要所を的確にとらえて批評する能力。(出典:デジタル大辞泉)

観賞眼(かんしょうがん)
意味:芸術作品を味わい、その真価を見きわめる能力。(出典:デジタル大辞泉)

美意識(びいしき)
意味:美に関する意識。美しさを受容したり創造したりするときの心の働き。(出典:デジタル大辞泉)

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