家賃
「家賃を支払う」などのように使う「家賃」という言葉。
「家賃」は、音読みで「やちん」と読みます。
「家賃」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「家賃」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
家賃の意味
「家賃」には次の意味があります。
・家や部屋の借り賃。たなちん。(出典:デジタル大辞泉)
「家賃を支払う」は「部屋の借り賃を支払う」という意味です。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・買ったとは思わず、家賃を払っているのだと思えば、腹は立ちませんよ。
(出典:浅田次郎『姫椿』)
・東京に居たときなんかここより狭い部屋で、それでて家賃は六万もしたの。
(出典:樋口有介『風少女』)
・その布団の持ち主の住んでいた家の家賃は、その頃ただの六十銭でした。
(出典:下村千秋『神様の布団』)
・しかしそれほどの家賃の支払いにも困るほどこの家族は貧乏なのでした。
(出典:下村千秋『神様の布団』)
・家賃で得したかわりに、みんなにいやな奴だと思われるかもしれない。
(出典:阿川尚之『アメリカが嫌いですか』)
類語
・出費(しゅっぴ)
意味:必要に応じて費用を出すこと。費用が出ること。また、その費用。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・費用(ひよう)
意味:ある事をするのに必要な金銭。また、ある事のために金銭を使うこと。(出典:デジタル大辞泉)
・生活費(せいかつひ)
意味:生計をたてるのに必要な費用。くらしのかかり。生計費。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・自費(じひ)
意味:自分で負担する費用。私費。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・部屋代(へやだい)
意味:部屋を借りる料金。間借(まがり)代。部屋賃。(出典:精選版 日本国語大辞典)