宅配
「宅配便」などのように使う「宅配」という言葉。
「宅配」は、訓読みで「たくはい」と読みます。
「宅配」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「宅配」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
宅配の意味
「宅配」には次の意味があります。
・新聞、牛乳、荷物などを各戸別に配達すること。(出典:デジタル大辞泉)
「宅配」という言葉をわかりやすく言うと、「物を家に直接送り届けること」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・プルミンは、このあたりでは皆が知っている乳酸飲料である。県下で圧倒的なシェアを占めており、宅配契約をしている家庭も多い。
(出典:海月ルイ『プルミン』)
・しかしここ二年ほどはバイク便の宅配運送業にずっと従事していた。
(出典:上遠野浩平『しずるさんと底無し密室たち』)
・宅配の仕事が非番であったから、街中をふらつき、帰ってきたところだ。
(出典:伊坂幸太郎『ゴールデンスランバー』)
・そして、宅配の佐藤が来るまでの間に、その人物は外へ出ていった。
(出典:森博嗣『G 1 φは壊れたね』)
・毎日人数分の材料と作り方を宅配するシステムはもうずいぶん前からありますでしょ。
(出典:和田はつ子『薬師』)
・念のためという但し書きをつけながらも、道場用の宅配荷物に収めた次第です。
(出典:麻生佳花『尼は笑う』)
・これは近くの店から宅配してもらったものだ。
(出典:東野圭吾『レイクサイド』)
・希望が丘団地でも四分の一近くの家が宅配契約をしているそうです。
(出典:海月ルイ『プルミン』)