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存分とは?意味、使い方・例文をわかりやすく解説

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存分

「存分に戦う」などのように使う「存分」という言葉。

「存分」は、音読みで「ぞんぶん」と読みます。

「存分」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「存分」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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存分の意味

「存分」には次の意味があります。

物事を思いどおりにすること。満足のゆくまですること。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

「存」は「思う」、「分」は「物事の程度」を意味します。
「存分」で「思うようにすること」という意味になります。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・胸にわだかまっていたことを存分にぶちまけ、男はそれを聞いてくれた。
(出典:マッカラーズ/河野一郎訳『心は孤独な狩人』)

・思う存分に戦えといわれたが、命を無駄にしてはならぬともいわれた。
(出典:新田次郎『武田勝頼(一)』)

・あと数年でも生きられて、存分の活躍をしていただきたかった。
(出典:星新一『きまぐれフレンドシップ PART2』)

・さすがに思う存分の痛みを味うことが出来ましたよ。
(出典:小酒井不木『按摩』)

・その力を存分に発揮してもらう。
(出典:池上永一『テンペスト1 若夏の巻』)

・自分で作った料理のうまさを存分に味わっているのかもしれない。
(出典:西尾維新『伝説シリーズ 1 悲鳴伝』)

・もっと外に出て存分に楽しみたかったのでございます。
(出典:クレランド/江藤潔訳『ファーニィ・ヒル』)

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