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始動とは?意味や使い方・例文をわかりやすく解説

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始動

「エンジンが始動する」などのように使う「始動」という言葉。

「始動」は、音読みで「しどう」と読みます。

「始動」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「始動」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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始動の意味

「始動」には次の二つの意味があります。

1 動きはじめること。また、動かしはじめること。
2 特に、機械が動きはじめること。機械の運転をはじめること。(出典:デジタル大辞泉)

それぞれの意味や使い方については下記の通りです。

始動の意味①「動きはじめること。また、動かしはじめること。」

「始動」の一つ目の意味は「動きはじめること。また、動かしはじめること。」です。

漢字の通り「動き始めること」という意味の二字熟語です。
人や組織などが動き始めることを意味します。

小説などでの具体的な使い方は下記の通り。

使い方・例文

・朝、一番早く始動していたのは、母親たちだったのである。
(出典:赤川次郎『恋愛届を忘れずに』)

・成層圏プラットフォームの計画なんかが既に始動してるしね。
(出典:有川浩『空の中』)

・いよいよ来年度からは大連の現地法人が始動する。
(出典:浅田次郎『月のしずく』)

・希望が戻ってきたことが、ジムの頭のふたたび働きはじめる始動力になったのだ。
(出典:ゴードン・R・ディクスン『ドラゴンの騎士〔下〕』)

・僕のトラウマはここから本格始動する。
(出典:西尾維新『少女不十分』)

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始動の意味②「特に、機械が動きはじめること。機械の運転をはじめること。」

「始動」の二つ目の意味は「特に、機械が動きはじめること。機械の運転をはじめること。」です。

「エンジンが始動する」などの場合はこの意味です。

小説などでの具体的な使い方は下記の通り。

使い方・例文

・鍵をまわしてエンジンを始動させた。
(出典:J・ハンター・ホーリー/小倉多加志訳『0011/ナポレオン・ソロ・シリーズ 第11巻 世界木枯し作戦』)

・ロックされる音と、原子炉の始動する唸りを、タラントは聞いた。
(出典:エリスン『世界の中心で愛を叫んだけもの』)

・森の暗がりに入ったところでエンジンの始動音が聞こえた。
(出典:イネス/池央耿訳『ベルリン空輸回廊』)

始動キーを動かしたが、スターターからは何の音も聞えなかった。
(出典:D・マクダニエル/一ノ瀬直二訳『0011/ナポレオン・ソロ・シリーズ 第5巻 人類抹殺計画』)

・彼は完成したエンジンの前に立ち止まり、壁の始動スイッチを押した。
(出典:イネス/池央耿訳『ベルリン空輸回廊』)

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