大河ドラマ
「今年の大河ドラマ」などのように使う「大河ドラマ」という言葉。
「大河ドラマ」は、音読みで「たいがどらま」と読みます。
「大河ドラマ」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「大河ドラマ」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
大河ドラマの意味
「大河ドラマ」には次の意味があります。
・テレビなどで長期間連続して放送される、スケールの大きなドラマ。歴史上の人物や事件などを題材にするものが多い。また特に、日本放送協会が昭和38年(1963)から放映しているテレビドラマのシリーズのこと。(出典:デジタル大辞泉)
「大河ドラマ」は、フランスの「大河小説(roman-fleuve (ロマンフルーヴ))」が由来とされています。
「大河小説」は、ある人の生涯などを時代の流れに沿って描く長編小説です。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・テレビの大河ドラマの舞台になれば、二、三年は観光客の絶えない町になる。
(出典:高橋克彦『南朝迷路』)
・最近、テレビはほとんどみないのですが、なぜか大河ドラマだけはみてしまいます。
(出典:沖田雅『先輩とぼく 2』)
・「つぎの目標は、NHKの大河ドラマね」 瞳さんが、明るい口調で言った。
(出典:喜多嶋隆『ビーチサンダルで告白した』)
・それともハルヒは大河ドラマを撮ってるつもりででもいるのか?
(出典:谷川流『2 涼宮ハルヒの溜息』)
・大河ドラマの原作ということで「炎立つ」も同様の結果をもたらした。
(出典:高橋克彦『緋い記憶』)
・大河ドラマの収録の合間を縫ってやって来る、モッくんよりも忙しい!!
(出典:北川悦吏子『おんぶにだっこ』)
・食事も終って、長女が好きだという大河ドラマでも見ているのか、それとも風呂にでも入っているのか。
(出典:渡辺淳一『ひとひらの雪(上)』)
・大河ドラマで、そんなシーンを視たことがあった。
(出典:今野緒雪『お釈迦様もみてる 1 紅か白か』)