夜更かし
「ついつい夜更かししてしまう」などのように使う「夜更かし」という言葉。
「夜更かし」は、訓読みで「よふかし」と読みます。
「夜更かし」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「夜更かし」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
夜更かしの意味
「夜更かし」には次の意味があります。
・夜遅くまで起きていること。(出典:デジタル大辞泉)
夜更かしとは、いつも寝ている夜中の時間でも起きている事を指します。
ただし、ずっと起きているわけではなく、そのうちに眠ります。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・このあたりはみんな夜更かしさんなのか、どこも明かりがついている。
(出典:奈須きのこ『DDD HandS』)
・あの頃は夜更かしをするにしても、ある程度明確な理由があった。
(出典:稲泉連『僕らが働く理由、働かない理由、働けない理由』)
・私はどうかして夜更かしをせず早起きをして、仕事をして行きたいと思います。
(出典:宮本百合子『獄中への手紙』)
・だが一流モデルは夜更かししない、という話は本当のことのようだ。
(出典:柴田よしき『ラスト・レース 1986冬物語』)
・こんなところで夜更かしをする暇があるなら、早く帰って休まれたらどうだ。
(出典:茅田砂胡『デルフィニア戦記 第1巻 「放浪の戦士」』)
類語
・宵っ張り(よいっぱり)
意味:夜遅くまで起きていること。また、そのような習慣の人。(出典:デジタル大辞泉)
・徹夜(てつや)
意味:夜どおし寝ないで過ごすこと。(出典:デジタル大辞泉)
・夜明かし(よあかし)
意味:夜どおし眠らずに朝を迎えること。(出典:デジタル大辞泉)
・夜を徹する(よをてっする)
意味:夜通し物事を行う。(出典:デジタル大辞泉)
・明かす(あかす)
意味:眠らず夜を過ごして、朝を迎える。(出典:デジタル大辞泉)