夏休み
「夏休みが待ち遠しい」などのように使う「夏休み」という言葉。
「夏休み」は、訓読みで「なつやすみ」と読みます。
「夏休み」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「夏休み」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
夏休みの意味
「夏休み」には次の意味があります。
・学校・会社などで、夏季に設けられた休暇。(出典:デジタル大辞泉)
夏休みとは、夏の一番暑い時期に一定期間学校が休みになったり、企業などでまとまった休暇を取ることです。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・夏休みに入ってからというもの、ずっとこの日を待っていたんでしょう?
(出典:奈須きのこ『月姫 日向の夢(琥珀・トゥルーエンド)』)
・もっとも結果からすれば、夏休みをやりたいように過ごしたとも言える。
(出典:小林道雄『翔べ! はぐれ鳥』)
・祖父の実家が牛乳販売店を経営していて、夏休みに家族でそこを訪れた。
(出典:山本文緒『日々是作文(ひびこれさくぶん)』)
・夏休みが過ぎて学校が始まると猫のからだはようやく少し暇になった。
(出典:寺田寅彦『ねずみと猫』)
・私の姉の子どもたちが夏休みを利用して日本に遊びに来たときのこと。
(出典:呉善花『続 スカートの風』)
類語
・夏季休暇(かききゅうか)
意味:夏期、暑さを避けるために、学校、役所、会社等が休みになること。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・連休(れんきゅう)
意味:休みの日が続くこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・バケーション
意味:保養・旅行などのための、比較的長い休暇。(出典:デジタル大辞泉)
・暑中休暇(しょちゅうきゅうか)
意味:夏、暑さによる能率の低下や体力の消耗を避けるために設けられる、ある程度長期にわたる休暇。(精選版 日本国語大辞典)
・バカンス
意味:連続した休暇。また、それを利用した保養や行楽。(出典:精選版 日本国語大辞典)