変身
「さなぎが蝶に変身する」などのように使う「変身」という言葉。
「変身」は、音読みで「へんしん」と読みます。
「変身」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「変身」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
変身の意味
「変身」には次の意味があります。
・他のものに姿を変えること。別の姿・ようすになること。(出典:デジタル大辞泉)
「変身」をわかりやすく言うと「今までの姿とは全く別の姿形へと変わること」という意味になります。
また、「以前とは全く別の言動をとること」という意味もあります。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・少年に変身しているとはいえ、愛があるなら見抜けるはずではないかと。
(出典:山本弘『サーラの冒険 5 幸せをつかみたい !』)
・多くの小説の読者が一度は試みる作者への変身を、彼も夢見たのである。
(出典:南木佳士『阿弥陀堂だより』)
・あまりの変身ぶりに、どうしちゃったのかと心配になった、と彼女はいう。
(出典:柴田曜子『尾崎豊 夢のかたち』)
・生命ある木からいったん離れた輪なわを、変身させることができるかどうか。
(出典:ピアズ・アンソニイ『魔法の国ザンス1~カメレオンの呪文~』)
・船は平和な商船から戦闘船への変身を可能な限りにおいて完了していた。
(出典:R・E・ハワード『征服王コナン』)
類語
・変形(へんけい)
意味:形や状態が変わること。(出典:デジタル大辞泉)
・変容(へんよう)
意味:姿や形が変わること。(出典:デジタル大辞泉)
・変貌(へんぼう)
意味:姿やようすが変わること。(出典:デジタル大辞泉)
・様変わり(さまがわり)
意味:ようすや情勢がすっかり変わること。(出典:デジタル大辞泉)
・イメージチェンジ
意味:外見、やり方を変えて、以前とは異なる印象に変えること。(出典:デジタル大辞泉)