声援
「大声援を送る」などのように使う「声援」という言葉。
「声援」は、音読みで「せいえん」と読みます。
「声援」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「声援」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
声援の意味
「声援」には次の意味があります。
・声を出して、応援すること。(出典:デジタル大辞泉)
「声援」という言葉をわかりやすく言うと、「励ます声をかけること」ということになります。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・これもひとえに読者の皆様の声援のおかげだと感謝の言葉もありません。
(出典:水野良『ロードス島戦記 4 火竜山の魔竜(下)』)
・とにかく私はできる限りの声援をあの二人におくろうと決心したのだ。
(出典:林真理子『夢見るころを過ぎても』)
・青コーナーからは盛んな声援が飛ぶのであるが、赤コーナーからは小さい。
(出典:後藤正治『リターンマッチ』)
・自分さへ安全なら、大いに声援でもしたいつていふやうなところがある。金田 冗談ぢやない。
(出典:岸田国士『牛山ホテル(五場)』)
・数頭のケンタウルスが吼えるように声援し、他の何頭かは轟々と笑った。
(出典:ローリング『ハリー・ポッターシリーズ 5 ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(下)』)
類語
・鼓舞(こぶ)
意味:大いに励まし気持ちを奮いたたせること。勢いづけること。(出典:デジタル大辞泉)
・督励(とくれい)
意味:監督し、励ますこと。(出典:デジタル大辞泉)
・鞭撻(べんたつ)
意味:努力するように励ますこと。(出典:デジタル大辞泉)
・激励(げきれい)
意味:はげまして、奮い立たせること。(出典:デジタル大辞泉)
・応援(おうえん)
意味:競技・試合などで、声援や拍手を送って選手やチームを励ますこと。(出典:デジタル大辞泉)