商談
「この商談は絶対に成功させなければならない」などのように使う「商談」という言葉。
「商談」は、音読みで「しょうだん」と読みます。
「商談」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「商談」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
商談の意味
「商談」には次の意味があります。
・商売、取り引きについての交渉や話し合い。(出典:精選版 日本国語大辞典)
「商談」とは、ビジネスの契約をまとめるための話し合いのことを言います。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・経験してきた商談の場は数知れず、対応してきた人間の数も同様だろう。
(出典:支倉凍砂『狼と香辛料I (電撃文庫)』)
・そしていくらだったかは忘れましたが、私と商談が成立していたのです。
(出典:安部譲二『賞ナシ罰アリ猫もいる』)
・かれはエストレリータと食事をしたのですが、商談は成立しませんでした。
(出典:A・バートラム・チャンドラー『銀河辺境シリーズ(全25巻) 13 惑星総督グライムズ』)
・まだ何とか修理できるというのであれば、それから商談に入ることにしましょう。
(出典:ジェイムズ・ブリッシュ『宇宙都市シリーズ(全4巻) 3 地球人よ、故郷に還れ』)
・もしそのお気持があるのでしたら、左の条件によって商談に応じてもよいと考えます。
(出典:江戸川乱歩『黒蜥蜴』)
類語
・打合せ(うちあわせ)
意味:前もって相談すること。(出典:デジタル大辞泉)
・相談(そうだん)
意味:どうするかを決めるために話し合うこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・合議(ごうぎ)
意味:二人以上の者が集まって相談すること。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・内談(ないだん)
意味:内々に話し合うこと。また、その相談。(出典:デジタル大辞泉)
・評議(ひょうぎ)
意味:意見を出し合って相談すること。(出典:デジタル大辞泉)