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唯々諾々とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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唯々諾々

「唯々諾々と従う」などのように使う「唯々諾々」という言葉。

「唯々諾々」は、音読みで「いいだくだく」と読みます。

「唯々諾々」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「唯々諾々」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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唯々諾々の意味

「唯々諾々」には次の意味があります。

少しも逆らわずに他人の言いなりになるさま。(出典:デジタル大辞泉)

事の善悪や是非に関わらず、他人の言いなりになる様子を表します。
「唯々」と「諾々」はどちらも、かしこまって承諾するときに使う言葉です。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・私は唯々諾々と、かれの命令に従うよりほかはなかったのです。
(出典:横溝正史『金田一耕助全集 横溝正史 「悪魔の降誕祭 他二篇」』)

・何となく唯々諾々と従っているような気がしたのだ。
(出典:神野オキナ『あそびにいくヨ!第8巻』)

・自分が、心を掛けるとどの女も、唯々諾々として自分の心のままに従った。
(出典:菊池寛『忠直卿行状記』)

・それにも拘らず唯々諾々として遂にこれを実行した裏面は何であろう。
(出典:松本清張『日本の黒い霧(上)』)

・川井も木下も加藤のいうことには唯々諾々として従うようなところがある。
(出典:池波正太郎『剣客商売 5 白い鬼』)

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類語

従順(じゅうじゅん)
意味:性質・態度などがすなおで、人に逆らわないこと。(出典:デジタル大辞泉)

奴隷(どれい)
意味:人格としての権利と自由をもたず,主人の支配下で強制・無償労働を行い,また商品として売買,譲渡の対象とされる「もの言う道具」としての人間のこと。(出典:ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典)

忠実(ちゅうじつ)
意味:まごころをこめてよくつとめること。また、そのさま。(出典:デジタル大辞泉)

イエスマン
意味:人の言うことに何でも「はい、はい」と言って、無批判に従う人。(出典:デジタル大辞泉)

思う壺(おもうつぼ)
意味:意図した状態。たくらんだとおり。(出典:デジタル大辞泉)

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