同梱
「同梱されている」などのように使う「同梱」という言葉。
「同梱」は、音読みで「どうこん」と読みます。
「同梱」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「同梱」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
同梱の意味
「同梱」には次の意味があります。
・一つの荷物の中に一緒に入れること。(出典:デジタル大辞泉)
「同梱」は「複数の荷物を一緒に入れて梱包すること」を意味します。
「同梱されている」は「いくつかの商品やものが一緒に入れられている」ということをあらわします。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・また同梱の地図画像は、画像版の同ページを回転したものです。
(出典:菊地秀行『魔界都市〈新宿〉』)
・めんつゆを同梱してくれるほどの心配りがあるのなら、もう少しわかり易い容器を使って欲しかったです。
(出典:井上堅二『バカとテストと召喚獣 3』)
・ゲームソフトのパッケージに同梱されていたアンケートハガキを記入していた。
(出典:成田悪悟『FAKE/states night』)
・それぞれのディスクにブートストラップローダーとOSを同梱しておかざるをえない。
(出典:富田倫生『パソコン創世記』)
・SOS団は文芸部を同梱しているのではなく、文芸部に寄生しているだけなんだぜ。
(出典:谷川流『8 涼宮ハルヒの憤慨』)
類語
・同封(どうふう)
意味:手紙の中に、他のものをいっしょに入れること。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・付属(ふぞく)
意味:主になるものに付き従っていること。(出典:デジタル大辞泉)
・抱合せ(だきあわせ)
意味:抱き合わせること。(出典:デジタル大辞泉)
・セット
意味:組み合わせて一揃いにすること。(出典:デジタル大辞泉)
・一纏(ひとまとめ)
意味:多くのものを一つにまとめること。(出典:精選版 日本国語大辞典)