取得
「特許を取得する」などのように使う「取得」という言葉。
「取得」は、音読みで「しゅとく」と読みます。
「取得」とは、どのような意味の言葉でしょうか？
この記事では「取得」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
取得の意味
「取得」には次の意味があります。
・手に入れること。ある資格・権利・物品などを自分のものとして得ること。（出典：デジタル大辞泉）
「取得」という言葉をわかりやすく言うと、「自分のものにする」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・今のうちにフリーメールでも取得しておいた方が いいのかもしれない。
（出典：奈須きのこ『歌月十夜-30 盛夏祭宴』）
・年齢ではなく、共通義務教育の終了が免許取得資格となっているのだった。
（出典：佐島勤『魔法科高校の劣等生 2 入学編 <下>』）
・財布の取得者も、よくこんなに辺ぴなところに通りかかったものですね。
（出典：竜騎士07『ひぐらしのなく頃に 4 暇つぶし編』）
・それは第二抵当権の取得者であるという安心からのみではなかった。
（出典：松本清張『空の城』）
・そうした一連の日常生活の、現実の部分は、これ全て、彼の妻の取得分。
（出典：小池真理子『悪の愛情論』）
類語
・入手（にゅうしゅ）
意味：手にはいること。また、手に入れること。自分のものにすること。（出典：デジタル大辞泉）
・獲得（かくとく）
意味：手にはいること。また、手に入れること。自分のものにすること。（出典：デジタル大辞泉）
・拾得（しゅうとく）
意味：落とし物を拾うこと。（出典：デジタル大辞泉）
・既得（きとく）
意味：すでに得ていること。（出典：デジタル大辞泉）
・先取（せんしゅ）
意味：他より先に取ること。さきどり。（出典：デジタル大辞泉）
