募集
「生徒募集」などのように使う「募集」という言葉。
「募集」は、音読みで「ぼしゅう」と読みます。
「募集」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「募集」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
募集の意味
「募集」には次の意味があります。
・広く呼びかけて必要な人や物を集めること。(出典:デジタル大辞泉)
「募集」をわかりやすく言うと「人などを広くつのる」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・一人の募集に八十八人の応募があり、我々一同大いに驚いたものだった。
(出典:宮部みゆき『名もなき毒』)
・社としても外部に先生のお名前を発表して会員を募集したんですからね。
(出典:松本清張『黒の回廊』)
・このようにインドでは、新聞で結婚相手を募集することがよくあるのだ。
(出典:高殿円『カーリー 2 二十一発の祝砲とプリンセスの休日』)
・今度も前と同じように、最後の一回前で中止して答案を募集するつもりだ。
(出典:坂口安吾『スポーツ・文学・政治』)
・大募集といっても、十把ぱひとからげの、誰だれでもよいというものではない。
(出典:光瀬龍『所は何処、水師営-SF西郷隆盛と日露戦争』)
類語
・公募(こうぼ)
意味:一般から広く募集すること。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・結集(けっしゅう)
意味:ばらばらになっているものを集めて一つにすること。また、一つにまとまり集まること。(出典:デジタル大辞泉)
・徴用(ちょうよう)
意味:国家権力により一定の業務(兵役を除く)に従事させること。(出典:百科事典マイペディア)
・招致(しょうち)
意味:まねきよせること。まねいてこさせること。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・招聘(しょうへい)
意味:礼儀を尽くしてていねいに人を招くこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)