剣豪
「日本一の剣豪」などのように使う「剣豪」という言葉。
「剣豪」は、音読みで「けんごう」と読みます。
「剣豪」とは、どのような意味の言葉でしょうか？
この記事では「剣豪」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
剣豪の意味
「剣豪」には次の意味があります。
・ 剣術の達人。剣術に秀でた者。（出典：精選版 日本国語大辞典）
剣術を熟練して上達した人のことで、類語には「剣客」などが挙げられます。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・剣豪の太刀を二度も受けられたのは剣の天才児ならではだ。
（出典：菊地秀行『魔界都市〈新宿〉』）
・刀鍛冶が主人公だから、剣豪としては邪道かもしれない。
（出典：養老孟司『涼しい脳味噌』）
・他のドラマなら、剣豪クラスがやりそうなぐらいの勢いで。
（出典：米澤穂信『古典部シリーズ4 遠まわりする雛』）
・しかもこの無毛症の剣豪は、恬然として羞恥の色もないのであった。
（出典：山田風太郎『忍法笑い陰陽師』）
・五百年前の剣豪が十年かかって得た実戦をたった一日に凝縮することができる。
（出典：桜坂洋『All You Need Is Kill』）
・そんな剣豪にしては、なんだかそわそわしているようだけど。
（出典：林亮介『和風Wizardry純情派 2』）
・やはり、太の御所にいた十二剣豪の一人、富田勢源の弟子である。
（出典：山田風太郎『忍法剣士伝』）
・あれを持てば、誰でも立派な剣豪になれるって感じのな。
（出典：西尾維新『伝説シリーズ 1 悲鳴伝』）
