削減
「さくげん」と読みます。
「~を削減する。」といった形でよく使われます。
普段から耳にする言葉ですが、どのような意味なのでしょう?
この記事では「削減」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
削減の意味
「削減」には次の意味があります。
・削ってへらすこと。(出典:大辞林 第三版)
この言葉は、予算や人員、保管されている物などから一部分を取り除き、「数を減らす」というような意味になります。
具体的な使い方や例文は下記の通りです。
使い方・例文
・日本の財政も、建艦費の削減で、建て直しの軌道にのせることができた。
(出典:半藤一利『聖断 天皇と鈴木貫太郎』)
・九五年までに北米の二十一工場の閉鎖と七万四千人の人員削減です。
(出典:佐藤正明『ホンダ神話 教祖のなき後で(上)』)
・証拠もなく動くとまた予算削減の報復を喰らうことは目に見えている。
(出典:池上永一『テンペスト1 若夏の巻』)
・中国は一九八五年以来、人民解放軍の兵員削減を進めてきた。
(出典:吾妻博勝『新宿歌舞伎町 マフィアの棲む街』)
・こうした動きも知識のマネジメントによるコスト削減や効率化の一環です。
(出典:野中郁次郎/紺野登『知識経営のすすめ』)
・これだけの成果があれば、東京はねちっこく予算を削減しろとは言いますまい。
(出典:竜騎士07『ひぐらしのなく頃に 08 祭囃し編かけら&TIPS』)