到着
「目的地に到着する」などのように使う「到着」という言葉。
「到着」は、音読みで「とうちゃく」と読みます。
「到着」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「到着」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
到着の意味
「到着」には次の意味があります。
・目的地などに行きつくこと。到達。(出典:デジタル大辞泉)
「到着」という言葉をわかりやすく言うと、「人や電車などがある場所に着くこと」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・ここへ到着してから九分たって死体となって発見されたのです。
(出典:フリーマン・リチャード オースティン『予謀殺人』)
・十時過ぎるころにFの駅に到着して、彼はわたしに別れを告げて去った。
(出典:岡本綺堂『深見夫人の死』)
・自動車の到着したところがどんな風な場所か分かりませんでした。
(出典:小酒井不木『塵埃は語る』)
・ボートに到着して間もなく、大きな嵐があったのをぼんやりと覚えている。
(出典:ラヴクラフト・ハワード・フィリップス『ダゴン』)
・そして何でも一番の罪は院長の子息にあるらしいと云う判定に到着した。
(出典:松永延造『職工と微笑』)
類語
・到達(とうたつ)
意味:ある状態・目的に行きつくこと。(出典:デジタル大辞泉)
・参着(さんちゃく)
意味:先方へ行きつくこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・到来(とうらい)
意味:時機や機運の来ること。(出典:デジタル大辞泉)
・帰着(きちゃく)
意味:帰りつくこと。(出典:デジタル大辞泉)
・達成(たっせい)
意味:成し遂げること。目的を果たすこと。(出典:デジタル大辞泉)