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初七日とは?意味や使い方・例文をわかりやすく解説

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初七日

「祖母の初七日が過ぎた」などのように使う「初七日」という言葉。

「初七日」は、「初」を音読み、「七日」を訓読みで「しょなのか」と読みます。

「初七日」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「初七日」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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初七日の意味

「初七日」には次の意味があります。

《「しょなぬか」の音変化》人の死んだ日を含めて、数えて7日目の日。また、その日に営む法要。しょしちにち。しょなぬか。(出典:デジタル大辞泉)

「初七日」は、地方によっては「荒火明け」「精進払」などと呼ばれる場合もあります。
また、一般的に忌が明けるのは四十九日ですが、「初七日」は忌を軽減するための大切な節目とされています。

小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。

使い方・例文

・しかも、西沢の考えていた犯人は、初七日の客のなかにあったのである。
(出典:横溝正史『女が見ていた』)

初七日の朝、誰もこないうちにと私は室さんのアパートへ一番乗りをした。
(出典:山口洋子『演歌の虫』)

・父の初七日がすぎ、金庫の中を整理した時には、見当たりませんでした。
(出典:佐竹一彦『新任警部補』)

・抱琴が死んで初七日に、私たち若い仲間が築地本願寺で追悼会を開いた。
(出典:野村胡堂『胡堂百話』)

・姉は今も高志の中で生きているのに、初七日なんて不思議で、ぴんと来ない。
(出典:わかつきひかる『ふたかた』)

初七日の日、サトは子供たちを奥の部屋に呼んで、父の遺言を伝えた。
(出典:上西晴治『十勝平野(下)』)

・伊丹屋はまだ初七日がすんでいないので、大戸はおろしたきりである。
(出典:横溝正史『人形佐七捕物帳 18』)

・泉が死んでから初七日が過ぎていた。
(出典:峰隆一郎『人斬り弥介』)

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