分野
「得意分野」などのように使う「分野」という言葉。
「分野」は、音読みで「ぶんや」と読みます。
「分野」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「分野」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
分野の意味
「分野」には次の意味があります。
・ 人間の活動における、分化した一つの領域。物事のある方面・範囲。(出典:デジタル大辞泉)
「分野」をわかりやすくいうと、人間の生活における活動範囲や、物事のある方面への領域という意味です。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・この分野では、集中化されていない専門家が最低でもあと一人必要です。
(出典:ヴィンジ『最果ての銀河船団(上)』)
・その分野で新しい法則を発見したとのことである。
(出典:ツルゲーネフ/佐々木彰訳『父と子』)
・分野には大きな違いがあっても、ミュージシャンになったぼくのことを。
(出典:川島誠『ロッカーズ』)
・この科学分野について深く述べることをわたしは避ける。
(出典:スティーヴンスン/日高八郎訳『ジーキル博士とハイド氏』)
・そのころの私は、体系をなしていない学問の分野を、軽く見ていたようだ。
(出典:星新一『きまぐれエトセトラ』)
類語
・領域(りょういき)
意味:その領分とされる区域。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・範囲(はんい)
意味:一定のきまった広がり。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・フィールド
意味:学問などの領域。分野。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・エリア
意味:区域。地域。(出典:デジタル大辞泉)
・域(いき)
意味:物事の範囲・程度。(出典:デジタル大辞泉)