冷凍
「冷凍食品」などのように使う「冷凍」という言葉。
「冷凍」は、音読みで「れいとう」と読みます。
「冷凍」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「冷凍」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
冷凍の意味
「冷凍」には次の意味があります。
・食料品などを、腐敗を防ぎ、長期保存するために、人工的に凍結させること。(出典:デジタル大辞泉)
「冷凍」という言葉をわかりやすく言うと、「低温で凍らせる」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・でも、一度冷凍してあるところを見て不潔な気がして、買う気がしない。
(出典:帚木蓬生『受精』)
・それは冷凍されたもののようになって、急速に表情を失っていった。
(出典:小池真理子『狂王の庭』)
・レタスを冷凍してはいけないということを知らない人間がどこかにいるのだ。
(出典:村上春樹『1Q84 BOOK3』)
・わたしは五十年以上も冷凍にされていた連中と話したことがあるよ。
(出典:バローズ『火星シリーズ10 火星の古代帝国』)
・だけど砂の上に冷凍マグロみたいにどでーんと転ってるのは金槌なのよ。
(出典:鮎川哲也『戌神はなにを見たか』)
類語
・凍る(こおる)
意味:液体、特に水が低温のため凝結して固体の状態になる。(出典:デジタル大辞泉)
・凍て付く(いてつく)
意味:こおりつく。(出典:デジタル大辞泉)
・氷結(ひょうけつ)
意味:水が氷になること。凍りつくこと。(出典:デジタル大辞泉)
・結氷(けっぴょう)
意味:氷が張ること。また、張った氷。(出典:デジタル大辞泉)
・しばれる
意味:きびしく冷え込む。また、凍る。東北・北海道地方でいう。(出典:デジタル大辞泉)