再度
「再度検討する」などのように使う「再度」という言葉。
「再度」は、音読みで「さいど」と読みます。
「再度」とは、どのような意味の言葉でしょうか？
この記事では「再度」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
再度の意味
「再度」には次の意味があります。
・ふたたび。二度。両度。副詞的にも用いる。（出典：デジタル大辞泉）
わかりやすく言えば「もう一度」という意味です。
「再度○○」のように、副詞的に使うことも多いです。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・無駄かと思いつつも念のため再度ボタンを押してみた。
（出典：山田悠介『リアル鬼ごっこ』）
・家の中も再度、縁の下から天井裏まで残る隈なく検べられた。
（出典：江戸川乱歩『D坂の殺人事件』）
・妻がふたたびわたしの傍らに戻った時、わたしは再度彼女と恋におちた。
（出典：フィルポッツ／赤冬子訳『赤毛のレッドメーン家』）
・再度また訊きに来ますので、そのときに何かあったら言ってくださいね。
（出典：むぅ『「未来に向かって」』）
・先方が僕の再度の押しかけ訪問を望んでいないことは明らかである。
（出典：エミリー・ブロンテ／田中西二郎訳『嵐が丘』）
・公共交通機関を使わなかったのは再度の襲撃を警戒したからだ。
（出典：佐島勤『魔法科高校の劣等生 6 横浜騒乱編 <上>』）
・いったん帰宅を許されていた横尾に二十二日再度任意同行が求められた。
（出典：森村誠一『殺人の赴任』）
