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兼任とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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兼任

「エースとキャプテンを兼任する」などのように使う「兼任」という言葉。

「兼任」は、音読みで「けんにん」と読みます。

「兼任」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「兼任」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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兼任の意味

「兼任」には次の意味があります。

一人で二つ以上の職務を兼ねること。兼務。(出典:デジタル大辞泉)

「兼任」をわかりやすく言うと「一人で複数の任務を担当すること」という意味になります。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・司令の立場にある方ですが、いまだに艦長も兼任しておられるようです。
(出典:福井晴敏『機動戦士ガンダムUC(全10巻) 機動戦士ガンダムUC 6 重力の井戸の底で』)

・コーチと顧問を兼任していた数学教師が、病院まで自分の車に乗せて行った。
(出典:喬林知『今日からマ王 第11巻 「めざせマのつく海の果て!」』)

・戦前の日本でいえば、県知事と師団長を兼任したようなものなのだ。
(出典:陳舜臣『秘本三国志 1 (一)』)

・だが彼は又決して評論家でもないし、評論家兼任の作家でもない。
(出典:戸坂潤『文芸評論の方法について』)

・捜一係といっても、小さな田舎署のことであるから、事件が発生すれば二係も三係も兼任する。
(出典:森村誠一『科学的管理法殺人事件』)

類語

兼職けんしょく
意味:本職以外に他の職を兼ねること。また、その職。(出典:精選版 日本国語大辞典)

兼業けんぎょう
意味:本業のほかに他の事業・仕事を兼ね行うこと。また、その事業・仕事。(出典:デジタル大辞泉)

兼務けんむ
意味:本務の外に、他の職務を兼ねること。二つ以上の任務を兼ねること。また、そのつとめ。兼任。兼職。(出典:精選版 日本国語大辞典)

掛持ちかけもち
意味:同時に二つ以上の仕事や役目を一人で受け持つこと。(出典:デジタル大辞泉)

二足の草鞋を履くにそくのわらじをはく
意味:両立しえないような二つの職業を同一人が兼ねること。特に、江戸時代、博徒が捕吏を兼ねることをいった。現在では「会社員と作家の二足の草鞋を履く」など、両立が困難と思われるような職業を兼ねることにもいう。(出典:デジタル大辞泉)

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