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全般とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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全般

「会社全般に蔓延している空気」などのように使う「全般」という言葉。

「全般」は、音読みで「ぜんぱん」と読みます。

「全般」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「全般」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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全般の意味

「全般」には次の意味があります。

物事の全体。総体。(出典:デジタル大辞泉)

「全般」という言葉をわかりやすく言うと、「隅から隅に渡って」という意味になります。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・しかし男全般としてみれば、誰にもそういう欲望はあるのだろうと思う。
(出典:田辺聖子『女の長風呂 I』)

・こちらはどんどん幅が広くなって戦後の教育体制全般に広がっていく。
(出典:石田衣良『うつくしい子ども』)

・社会の物質的な発展が社会全般の歴史的発展の終局原因として発見される。
(出典:戸坂潤『辞典』)

・例外はむろん認めるとしても、全般からいつて非常に安易なものだと思ふ。
(出典:岸田国士『対話』)

・それも酒について語りながら、人生全般にたいする姿勢という趣がある。
(出典:吉行淳之介『犬が育てた猫』)

類語

万般(ばんぱん)
意味:あらゆる方面。すべての事柄。(出典:デジタル大辞泉)

万端(ばんたん)
意味: ある事についてのあらゆる事柄・方法。(出典:デジタル大辞泉)

万事(ばんじ)
意味:すべてのこと。あらゆること。(出典:デジタル大辞泉)

全数(ぜんすう)
意味:数量の全体。すべてのかず。(出典:デジタル大辞泉)

総数(そうすう)
意味:すべてをまとめた数。全体を合計した数。(出典:デジタル大辞泉)

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