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入札とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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入札

「競争入札」などのように使う「入札」という言葉。

「入札」は、音読みで「にゅうさつ」と読みます。

「入札」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「入札」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。

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入札の意味

「入札」には次の意味があります。

物品の売買、工事の請負などに際して契約希望者が複数ある場合、金額などを文書で表示させ、その内容によって契約の相手を決めること。(出典:デジタル大辞泉)

「入札」をわかりやすく言うと「ある契約に関して、複数の者に金額などを提示させ、それを見て契約する相手を決めること」という意味になります。

小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。

使い方・例文

・ドアを開けると、ちょうど入札を終えてきた男と肩がぶつかりそうになった。
(出典:篠田節子『女たちのジハード』)

・堂本幸吉が狙ったものは必ず、入札の場において落すという噂があった。
(出典:新田次郎『富士山頂』)

・競売人は買いそうな入札者に次々と目を向けながらちょっと待っていた。
(出典:E・R・バローズ『創元初訳版/金星シリーズ(全5巻) 4 金星の火の女神』)

・決心を破って彼女は入札の一件を逐一ジュリアンに打ち明けてしまった。
(出典:スタンダール/大久保和郎訳『赤と黒(上)』)

・それは刑務所で入札の結果、本年も紙風船は丸福に落ちていたのだった。
(出典:海野十三『柿色の紙風船』)

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類語

競売(きょうばい)
意味:複数の買い手に値をつけさせて、最高価格を申し出た者に売る方法。(出典:デジタル大辞泉)

競り売り(せりうり)
意味:売り主が、複数の者に対して目的物の買い受けの申し出を口頭でさせ、最高価額の申し出をした者に承諾を与える売買契約の方法。(出典:デジタル大辞泉)

入れ札(いれふだ)
意味:投票。入札。(出典:デジタル大辞泉)

競り(せり)
意味: せること。きそうこと。競売。(出典:デジタル大辞泉)

オークション
意味:競売。競り売り。(出典:デジタル大辞泉)

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