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備考とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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備考

「備考として書いておく」などのように使う「備考」という言葉。

「備考」は、音読みで「びこう」と読みます。

「備考」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「備考」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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備考の意味

「備考」には次の意味があります。

参考のために備えること。参考のために付記して本文の不足を補うこと。また、そのもの。(出典:精選版 日本国語大辞典)

「備考として書いておく」で「本文そのものの内容ではないが、参考情報として書いておく」という意味になります。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

備考欄に書いてある内容が気になった。
(出典:若竹七海『悪いうさぎ』)

・昨夜、宗像が作成した事件の詳細と備考をコピーしたものである。
(出典:山田正紀『謀殺のチェス・ゲーム』)

・例の赤い十字記号は、無論、指標としては余りに甚しく大き過ぎたし、それに、裏面の備考の文句も、次に掲げるように、幾分曖昧なところがあった。
(出典:スティーブンソン・ロバート・ルイス『宝島』)

・そして、事件処理簿の備考欄に、当事者の意思により和解、と殴り書いた。
(出典:佐竹一彦『刑事部屋』)

・甲乙二種類の「証拠関係カード」で、証拠番号、標目、立証趣旨、および備考に分かれている。
(出典:笹倉明『遠い国からの殺人者』)

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類語

添書(そえがき)
意味:書類などに気づいたことなどを書き添えること。添え書き。(出典:デジタル大辞泉)

但書(ただしがき)
意味:「但(ただし)」という語を書き出しに使って、その前文の説明・条件・例外をことわる場合などについて書き加えた文。また、一般に、そのように補足することば。法規、条約、規約などに多く用いられる。(出典:精選版 日本国語大辞典)

補記(ほき)
意味:補って書き足すこと。また、その語や文章。(出典:デジタル大辞泉)

注記(ちゅうき)
意味:本文の意味を理解させるために注を書き加えること。また、その注。(出典:デジタル大辞泉)

参考(さんこう)
意味:何かをしようとするときに、他人の意見や他の事例・資料などを引き合わせてみて、自分の考えを決める手がかりにすること。また、そのための材料。(出典:デジタル大辞泉)

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