作業
「作業をこなす」などのように使う「作業」という言葉。
「作業」は、音読みで「さぎょう」と読みます。
「作業」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「作業」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
作業の意味
「作業」には次の意味があります。
・仕事。また、仕事をすること。特に、一定の目的と計画のもとに、身体または知能を使ってする仕事。(出典:デジタル大辞泉)
「作業」という言葉を分かりやすく言うと、「明確なゴールに対して比較的単純な動作により、それを達成すること」という意味になります。
具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・私は彼に数時間もの連続作業に疲労の色が見えても代ってやらなかった。
(出典:上田広『指導物語』)
・しかし、準備作業を進めていくうちに、いくつか見えてきたこともある。
(出典:富田倫生『パソコン創世記』)
・わたしがこの作業をしているあいだ、 鳥の声は置き去りにされている。
(出典:高橋悠治『音楽の反方法論序説』)
・船のやつらは潜水作業にむちゅうで、だれも気づいたものはありません。
(出典:江戸川乱歩『海底の魔術師』)
・しかしそれがいかなる意味の作業であったかはたしかにはわからないらしい。
(出典:寺田寅彦『鐘に釁る』)
類語
・仕事(しごと)
意味:何かを作り出す、または、成し遂げるための行動。(出典:デジタル大辞泉)
・課題(かだい)
意味:解決しなければならない問題。果たすべき仕事。(出典:デジタル大辞泉)
・職務(しょくむ)
意味:その人が担当している仕事。(出典:デジタル大辞泉)
・任務(にんむ)
意味:責任をもって果たすべきつとめ。(出典:デジタル大辞泉)
・役目(やくめ)
意味:役として成しとげなければならない仕事。役としての務め。(出典:デジタル大辞泉)