低血圧
「不調の原因は低血圧である」などのように使う「低血圧」という言葉。
「低血圧」は、音読みで「ていけつあつ」と読みます。
「低血圧」とは、どのような意味の言葉でしょうか？
この記事では「低血圧」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
低血圧の意味
「低血圧」には次の意味があります。
・血圧が持続的に異常に低い状態。一般に、最大血圧100ミリ水銀柱以下をいう。（出典：デジタル大辞泉）
「低血圧」とは、血圧が正常値を下回った状態のことを言います。低血圧の症状には、めまい、立ち眩み、倦怠感などがあります。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・この間からなぜか低血圧の患者が飲む薬に変わっちまっているんだよ。
（出典：阿刀田高『仮面の女』）
・あなたの妻や彼女が朝弱いタイプなら、それは鉄不足か低血圧の可能性が高い。
（出典：姫野友美『女はなぜ突然怒り出すのか?』）
・低血圧のミーコを起こして指定の病院まで連れていったのもモモコだ。
（出典：池上永一『シャングリ・ラ 上』）
・やや低血圧の傾向がある彼は、目覚めてすぐには頭が十分に働かない。
（出典：流星香『プラパ・ゼータ 3 平行神話』）
・そろそろ帰って寝ないと、明日は朝から皆の訓練を見ないといけないし、低血圧だし。
（出典：川上稔『AHEADシリーズ 7 終わりのクロニクル3〈下〉』）
類語
・血圧（けつあつ）
意味：血液が動脈血管内を流れているときに示す圧力。（出典：デジタル大辞泉）
・低血糖（ていけっとう）
意味：血糖値が異常に低下した状態。インスリンや血糖降下薬が過剰のときなどにみられ、飢餓きが感・冷や汗・脱力感・震えなどの症状があり、痙攣けいれん・昏睡こんすいに陥ることもある。（出典：デジタル大辞泉）
・片頭痛（へんずつう）
意味：頭の片側に生じる、発作性のずきんずきんと脈打つような激しい頭痛。嘔吐おうとを伴うこともある。（出典：デジタル大辞泉）
・めまい
意味：静止している周囲の物体が動くように感じられたり，直立姿勢の保持が困難になったりする状態。ときに不快感や嘔吐(おうと)を伴う。（出典：百科事典マイペディア）
・貧血（ひんけつ）
意味：血液中の赤血球数またはヘモグロビン量が正常以下となり、酸素運搬能力が低下した状態。（出典：デジタル大辞泉）
