休暇
「休暇をとる」などのように使う「休暇」という言葉。
「休暇」は、音読みで「きゅうか」と読みます。
「休暇」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「休暇」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
休暇の意味
「休暇」には次の意味があります。
・会社・官庁・学校などで認められた、休日以外の休み。(出典:デジタル大辞泉)
わかりやすく言うと「土日祝日以外で仕事を休むこと」という意味です。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・今日は上司が特別に休暇をくれたから、みんなで海に来ることにしたの。
(出典:ロバート・アスプリン,P・J・ヘック『銀河おさわがせマネー』)
・学校の休暇を利用して、母子のものはよくつれ立って温泉めぐりをする。
(出典:矢田津世子『女心拾遺』)
・銀行預金が底をついたために、残念ながら休暇を延期してしまったのだ。
(出典:ドイル/鈴木幸夫,鮎川信夫,内田庶,中尾明訳『シャーロック・ホームズ全集(下)』)
・初めて書いてみたのは、去年の夏、もう暑中休暇に間のない頃であつた。
(出典:石川啄木『足跡』)
・恋愛して、母となる時、では会社は月給つきの休暇を四ヵ月くれますか?
(出典:宮本百合子『ゴルフ・パンツははいていまい』)
類語
・休日(きゅうじつ)
意味:休みの日。業務・授業などを休む日。(出典: デジタル大辞泉 )
・バカンス
意味:連続した休暇。また、それを利用した保養や行楽。(出典: 精選版 日本国語大辞典 )
・休校(きゅうこう)
意味:教師・講師が休んで講義をしないこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・休講(きゅうこう)
意味:学校の授業を一時的に休みにすること。(出典: 精選版 日本国語大辞典
・臨休(りんきゅう)
意味:「臨時休業」「臨時休暇」などの略。(出典: デジタル大辞泉 )