任期
「任期を全うする」などのように使う「任期」という言葉。
「任期」は、音読みで「にんき」と読みます。
「任期」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「任期」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
任期の意味
「任期」には次の意味があります。
・ある職務に就いている期間。(出典:デジタル大辞泉)
「任期」という言葉をわかりやすく言うと、「役職に在任する期間」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・彼女は大統領の任期がおわるまで一七カ月間、実質的にその任にあった。
(出典:加藤秀俊『一年諸事雑記帳(下) 7月~12月』)
・その任期も終ったので、今は久しぶりに国許へ帰って来たところだった。
(出典:吉川英治『源頼朝』)
・正式任期が終了し、さらに一年延長することになり一ヵ月の休暇で帰国。
(出典:谷甲州『惑星CB-8越冬隊』)
・任期の続くあと三年は、私にとって地獄になることは目に見えていた。
(出典:パトリシア・コーンウェル『検屍官』)
・それから後は何も起こらない平穏な日々が任期の終了まで続くはずであった。
(出典:酒見賢一『ピュタゴラスの旅』)
・そして、村人たちに自分の任期は一年だから、と言い切ったのである。
(出典:水野良『ロードス島戦記 外伝「ハイエルフの森 ディードリット物語」』)
・あの人が任期切れを前に退任されたのもある理由があった。
(出典:胡桃沢耕史『翔んでる警視正 平成篇1 警視正天山南路を行く』)
・短い自分の任期の間に何か残しておきたいと考える。
(出典:山田智彦『銀行 男たちのサバイバル』)