仲良し
「彼とは子どもの頃から仲良しだ」などのように使う「仲良し」という言葉。
「仲良し」は、訓読みで「なかよし」と読みます。
「仲良し」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「仲良し」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
仲良しの意味
「仲良し」には次の意味があります。
・仲のよいこと。また、その間柄の人。(出典:デジタル大辞泉)
「仲良し」をわかりやすく言うと「ある人との人間関係が良いこと」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・私たちの仲良しグループは、それから間もなく自然に解散してしまった。
(出典:森瑤子『ある日、ある午後』)
・それに、おれはあの青蛇団と留置場の中ですっかり仲良しになったんだよ。
(出典:織田作之助『夜光虫』)
・その日、幼稚園から帰宅して、近所の仲良しの少年の家に遊びに行った。
(出典:森村誠一『ホーム アウェイ』)
・それは、怪物ではなく、ごく普通の仲良しの女の子同士のやりとりだった。
(出典:野村美月『文学少女シリーズ(全16巻) 12 “文学少女”見習いの、傷心。』)
・姉妹だからって、仲良しとは限らないってことが、どうしてもわからないのね。
(出典:宮部みゆき『天狗風 霊験お初捕物控〈二〉』)
類語
・切っても切れない(きってもきれない)
意味:切ろうとしても切ることができない。関係が極めて深いことにいう。(出典:デジタル大辞泉)
・睦まじい(むつまじい)
意味:仲がよい。親密である。特に、男女間の愛情がこまやかである。(出典:デジタル大辞泉)
・和気靄靄(わきあいあい)
意味:なごやかで楽しい気分が満ちているさま。(出典:デジタル大辞泉)
・意気投合(いきとうごう)
意味:互いの気持ちがぴったりと合うこと。(出典:デジタル大辞泉)
・馬が合う(うまがあう)
意味:気がよく合う。意気投合する。(出典:デジタル大辞泉)