予言
「100年後を予言する」などのように使う「予言」という言葉。
「予言」は、音読みで「よげん」と読みます。
「予言」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「予言」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
予言の意味
「予言」には次の意味があります。
・未来の物事を予測して言うこと。また、その言葉。(出典:デジタル大辞泉)
「予言」をわかりやすく言うと「将来のことを予想して言うことや、その言葉」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・でも今になってみるとあれが何か恐ろしい予言みたいな気がするんです。
(出典:ダイン/鈴木幸夫訳『僧正(ビショップ)殺人事件』)
・きみはいま、ぼくのうえにも大変な変化があるようなことを予言したね。
(出典:佐左木俊郎『恐怖城』)
・彼はこういうことが起こるという予言的な知識をもっていたのであろうか?
(出典:クリスティ/松本恵子訳『エッジウェア卿の死』)
・すると彼はあなたの領土に重大な危険が迫っていると予言したのです。
(出典:ウルフ/岡部宏之訳『新しい太陽の書2』)
・これはエジプトのピラミッドの中から現れた何千年前の予言だそうである。
(出典:坂口安吾『明日は天気になれ』)
類語
・予測(よそく)
意味:事の成り行きや結果を前もっておしはかること。また、その内容。(出典:デジタル大辞泉)
・予想(よそう)
意味:あらかじめ想像すること。前もって見当をつけること。また、その想像や見当。予測。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・見越す(みこす)
意味:将来のことを推しはかる。今後を見通す。予測する。(出典:デジタル大辞泉)
・予期(よき)
意味:前もって期待すること。(出典:デジタル大辞泉)
・先見(せんけん)
意味:物事がおこる以前に見抜くこと。あらかじめ感知すること。将来のことを見通すこと。(出典:精選版 日本国語大辞典)