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不可抗力とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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不可抗力

「不可抗力による事故」などのように使う「不可抗力」という言葉。

「不可抗力」は、音読みで「ふかこうりょく」と読みます。

「不可抗力」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「不可抗力」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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不可抗力の意味

「不可抗力」には次の意味があります。

人間の力ではどうにもさからうことのできない力や事態。(出典:デジタル大辞泉)

洪水、地震、台風などの天災地変のように、注意を払っていても避けることのできないことに対して使われます。

具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・あってはならない事故であったが、不注意と呼ぶより不可抗力に近いものだった。
(出典:川又一英『ヒゲのウヰスキー誕生す』)

・電車の遅れなどによる不可抗力ではなく、自分の責に帰すべき遅刻であった。
(出典:森村誠一『虚無の道標』)

・何をするおまえ、不可抗力の事故の咎を暴力でつけようなんてらしくない!
(出典:奈須きのこ『歌月十夜-3 宵待閑話』)

・病勢は殆んど不可抗力を以て進んでゆくがようだった。
(出典:豊島与志雄『幻の彼方』)

・会社は不可抗力だと称し、被害者は会社の過失だという。
(出典:末弘厳太郎『嘘の効用』)

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類語

不可避ふかひ
意味: 避けようがないこと。(出典:デジタル大辞泉)

必至ひっし
意味: そうなるのは避けられないこと。(出典:デジタル大辞泉)

宿命的しゅくめいてき
意味: もともとそう定まっていて、それを変えるのは不可能であるように思われるさま。(出典:デジタル大辞泉)

確定的かくていてき
意味: まちがいなくそうなるさま。(出典:デジタル大辞泉)

必然ひつぜん
意味: 必ずそうなること。(出典:デジタル大辞泉)

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