下準備
「プレゼンの下準備をする」などのように使う「下準備」という言葉。
「下準備」は、湯桶読みで「したじゅんび」と読みます。
「下準備」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「下準備」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介して、わかりやすく解説していきます。
下準備の意味
「下準備」には次の意味があります。
・本格的に物事を行う前に、あらかじめしておく準備。(出典:デジタル大辞泉)
「下準備」とは、物事を行う前に、ある程度準備をしておくことを言います。
小説などでの具体的な使い方や類語は下記の通り。
使い方・例文
・それは現体制に対する反逆の下準備をせよというおそるべき注文だった。
(出典:新田次郎『新田義貞(上)』)
・罠を使うなとは言われていないし、下準備はいけないとも言われてないよ。
(出典:榊涼介『ガンパレード・マーチ 5-5121小隊 episode ONE』)
・イザナギの命でさえこの神を誕生させるための下準備の神といった気配がある。
(出典:阿刀田高『楽しい古事記』)
・西暦二〇〇〇年のハルマゲドンに向けて、慎重に下準備を進めていたんだ。
(出典:山本弘『妖魔夜行 戦慄のミレニアム(上)』)
・この夜のためになにか一つ新曲を仕込んでおくぐらいの下準備は必要である。
(出典:阿部牧郎『オフィスラブ――甘い誘惑』)
類語
・下ごしらえ(したごしらえ)
意味:あらかじめ準備をしておくこと。(出典:デジタル大辞泉)
・用意(ようい)
意味:前もって必要なものをそろえ、ととのえておくこと。(出典:デジタル大辞泉)
・支度(したく)
意味:予定されている物事を実行するのに必要なものをそろえること。(出典:デジタル大辞泉)
・備え(そなえ)
意味:ある事態が起こった場合などに対する準備・用意。(出典:デジタル大辞泉)
・段取り(だんどり)
意味:物事を行う順序や手順。また、その準備。(出典:デジタル大辞泉)