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上申とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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上申

「上申書」などのように使う「上申」という言葉。

「上申」は、音読みで「じょうしん」と読みます。

「上申」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「上申」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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上申の意味

「上申」には次の意味があります。

上役、上官、支配者などに意見や事情を申しあげること。上伸。(出典:精選版 日本国語大辞典)

「上申書」とは「上役、上官、支配者などに意見や事情を申しあげる書類」という意味です。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・提督に上申したい提案がいくつかあるのだ。
(出典:ヴォンダ・マッキンタイア/斉藤伯好訳『宇宙大作戦 スター・トレック2/カーンの逆襲』)

・ワンマン経営だから、悪趣味の非を上申する者はいなかった。
(出典:もりたなるお『土俵に棲む鬼 相撲小説集』)

・今また、ハリスの強要に会うと通商の可否について諸大名に上申させている。
(出典:南條範夫『山岡鉄舟(一)』)

・水原にしても、この稟議を藤間に上申するのは勇気がいるはずだ。
(出典:池井戸潤『下町ロケット』)

・秀吉はこれを信長に報告して、十一月十日までには国中全部平定するであろうと上申した。
(出典:海音寺潮五郎『新太閤記(二)』)

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類語

陳情(ちんじょう)
意味:目上の人に、実情や心情を述べること。特に、中央や地方の公的機関、または政治家などに、実情を訴えて、善処してくれるよう要請すること。また、その行為。(出典:デジタル大辞泉)

申立て(もうしたて)
意味:申し立てること。また、その言い分。(出典:デジタル大辞泉)

願い出(ねがいで・ねがいいで)
意味:願いでること。願書を差し出すこと。ねがいで。(出典:精選版 日本国語大辞典)

進言(しんげん)
意味:目上の人に対して意見を申し述べること。建言。具申。(出典:精選版 日本国語大辞典)

具申(ぐしん)
意味:くわしく申し述べること。特に、上役や上位機関に対して、仕事に関する自分の意見や事情をくわしく申し述べること。(出典:精選版 日本国語大辞典)


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