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一蓮托生とは?意味、類語、使い方・例文をわかりやすく解説

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一蓮托生

「あなたと私は一蓮托生である」などのように使う「一蓮托生」という言葉。

「一蓮托生」は、「いちれんたくしょう」と読みます。

「一蓮托生」とは、どのような意味の言葉でしょうか?

この記事では「一蓮托生」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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一蓮托生の意味

「一蓮托生」には次の意味があります。

結果はどうなろうと、行動や運命をともにすること。(出典:デジタル大辞泉)

「一蓮托生」は、もともと仏教用語で「死後、極楽の同じ蓮華の上に生まれること」を意味する言葉ですが、転じて「行動や運命をともにすること」という意味で使われます。

小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。

使い方・例文

・真の意味で一蓮托生になれる世界がここにあると思ったからだった。
(出典:半村良『楽園伝説』)

・心配するなというのに、俺はこうなったらお前たちと一蓮托生だ。
(出典:栗本薫『グイン・サーガ 001 豹頭の仮面』)

・この艦に乗っている限り、連中とおれは一蓮托生なのだから。
(出典:福井晴敏『終戦のローレライ(上)』)

・しかし本当に会社とサラリーマンは一蓮托生なのだろうか。
(出典:半村良『楽園伝説』)

・自分を殺人犯人として告発すれば、おまえも一蓮托生だぞ、その目はそう言っているようだった。
(出典:深谷忠記『タイム』)

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類語

一心同体(いっしんどうたい)
意味:二人、または多くの人が心を一つにして、あたかも一人の人のように固く結びつくこと。(出典:デジタル大辞泉)

運命共同体(うんめいきょうどうたい)
意味:所属する人が、繁栄するときも衰亡するときも運命をともにする組織や団体。また、その関係にあること。(出典:デジタル大辞泉)

死なば諸共(しなばもろとも)
意味:死ぬときはいっしょだ。連帯の意、あるいは最後の開き直りの意で言う。(出典:大辞泉 第三版)

連帯責任(れんたいせきにん)
意味:複数の人間が、責任を分け合うこと。(出典:デジタル大辞泉)

一心(いっしん)
意味:二人以上の人が心を一つにすること。(出典:大辞泉 第三版)

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