リップル
「仮想通貨リップル」などのように使う「リップル」という言葉。
「リップル」は、英語で「ripple」と表記します。
「リップル」とは、どのような意味の言葉でしょうか？
この記事では「リップル」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
リップルの意味
「リップル」には次の二つの意味があります。
1 「リップルクロス」の略。
2 仮想通貨XRPを用いた即時決済システム。（出典：デジタル大辞泉）
それぞれの意味、使い方については下記の通りです。
リップルの意味①「リップルクロス」
「リップル」の一つ目の意味は「リップルクロス」です。
「リップルクロス」とはわかりやすく言うと、「布面に波状の模様のついた織物」という意味です。
具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・リップルは戦後間もない時期に流行した布地だから、その出回った当時に作ったか貰ったかしたもののほか、おサキさんは衣類を持っていないということになる。
（出典：山崎朋子『サンダカン八番娼館』）
・流行のエバグレーズとよぶ、綿地に蛙の肌のような斑点を型押しした白生地の、真新しくて、紙衣のようにみえる袖なしブラウスに、リップルの、赤と青の、何やら幾何学模様の交錯した柄で、ベルトを略したフレアスカート。
（出典：水上勉『木綿恋い記(下)』）
・子牛肉のリップル香草包み焼き。
（出典：浅井ラボ『されど罪人は竜と踊る』）
リップルの意味②「仮想通貨XRPを用いた即時決済システム」
「リップル」の二つ目の意味は「仮想通貨XRPを用いた即時決済システム」です。
「仮想通貨XRPを用いた即時決済システム」をわかりやすく言うと、「ビットコインと同じく、外国為替送金決済ネットワークとして開発されたシステム」です。
具体的な使い方・例文は下記の通り。
使い方・例文
・リップルは送金速度と透明性において傑出
（出典：四條寿彦 、 Giant Gox『仮想通貨リップルの衝撃』）
・リップル（Ripple）は、カナダのエンジニアであるライアン・フッガーによって考案された決済プロトコルです。
（出典：GiantGox『リップル総合まとめ：ユニコーン企業はこうして誕生した』）
・2016年1月、日本のSBIグループはリップル社へ出資を決定し、同社の発行済み株式の17%を取得しました。
（出典：GiantGox『リップル総合まとめ：ユニコーン企業はこうして誕生した』）
・リップルは国際送金を早く安く行うことを目的に開発された分散型台帳で、初めから1000億XRPが発行されています。
（出典：上野義治『5000円ではじめる仮想通貨投資入門』）
