リア
「リアウインドウ」などのように使う「リア」という言葉。
英語では「rear」と表記します。
「リア」とは、どのような意味の言葉でしょうか?
この記事では「リア」の意味や使い方や類語について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。
リアの意味
「リア」には次の意味があります。
・うしろ。後部。背面。(出典:デジタル大辞泉)
他の言葉の前に付けて使うことが多いです。
「リアウィンドウ」で「後ろの窓」という意味になります。
小説などでの具体的な使い方・例文や類語は下記の通り。
使い方・例文
・リアウインドウ越しに、美夜はいつまでも私に向かって手を振っている。
(出典:小池真理子『狂王の庭』)
・運転していた男は死亡し、リアシートにいた男は、重傷を負っていた。
(出典:西村京太郎『オリエント急行を追え』)
・凄まじい衝撃音とともに灰色のリアタイヤが屋上のコンクリートを叩いた。
(出典:川原礫『アクセル・ワールド 第1巻 黒雪姫の帰還』)
・救急車のリアゲートへストレッチャーが収容されていくところだった。
(出典:石田衣良『池袋ウエストゲートパーク 第1巻』)
・リア・シートに置いてあるフォルダーから、封筒と便箋をとり出した。
(出典:喜多嶋隆『天国からのメール』)
類語
・後部(こうぶ)
意味:うしろの方。また、うしろの部分。後方。(出典:精選版 日本国語大辞典)
・後方(こうほう)
意味:後ろのほう。(出典:デジタル大辞泉)
・後面(こうめん)
意味:うしろの面。うしろがわ。後方。(出典:デジタル大辞泉)
・背面(はいめん)
意味:後ろの方。後ろの側。(出典:デジタル大辞泉)
・後尾(こうび)
意味:列などのうしろの方。(出典:デジタル大辞泉)