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ランデブーとは?意味や使い方・例文をわかりやすく解説

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ランデブー

「ランデブー」は一昔前に使われていた言葉で最近は聞かないですよね。

フランス語の「rendez-vous」からきているとされていて、フランスでは「会う約束」を意味する言葉です。

では、日本で使われている「ランデブー」は一体どういう意味なのでしょうか?

この記事では「ランデブー」の意味や使い方について、小説などの用例を紹介しながら、わかりやすく解説していきます。

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ランデブーの意味

ランデブーには次の2つの意味があります。

人とおちあうこと。特に、恋人どうしが会うこと。あいびき。
宇宙空間で別個の軌道を有する宇宙船どうしが意図的に会合すること。(出典:大辞林)

それぞれの意味と使い方については下記の通りです。

ランデブーの意味①「人とおちあうこと」

ランデブーの一つ目の意味は「人とおちあうこと。特に、恋人どうしが会うこと。あいびき」です。

簡単に言うと「デート」のことです。

使い方・例文

・新年一発目の姉妹のランデブーだっていうのに、お邪魔虫じゃありませんか。
(出典:今野緒雪『マリア様がみてる 23 くもりガラスの向こう側』)

・考えてみれば平日の午後であり、昨日より三十分早いランデブーに間に合わせるため、学校から直接来たのだろう。
(出典:川原礫『アクセル・ワールド 10 -Elements-』)

・ところが、急に夫と一緒に過ごさなければならないと言って、ランデブーをキャンセルしてきたんだ。
(出典:藤田宜永『標的の向こう側』)

・あの人の指の先と、妾の指の先と、わずか一平方センチメートルの百分の一にもたらぬ皮膚の接触によってでも二人は肉体的にも精神的にも完全な一つになるような気持ちがしました。こうしたランデブーは、その後二十度近くもつづきました。
(出典:平林初之輔『華やかな罪過』)

・なんだかいつもあわただしいランデブーばかりで、このところ中さんとゆっくり過ごすことができませんでした。
(出典:阿刀田高『花の図鑑(上)』)

ランデブーの意味②「宇宙空間で別個の軌道を有する宇宙船どうしが意図的に会合すること」

ランデブーの二つ目の意味は「宇宙空間で個別の軌道を有する宇宙船どうしが意図的に会合すること」です。

二つの宇宙船をドッキング飛行させるための技術のことです。

使い方・例文

・彼女以上の操縦士はいないだろう。 撤退用小宇宙艇が軌道でランデブーするのは、正確に計算されてのことだ。
(出典:ハインライン『宇宙の戦士』)

ランデブーの軌道に乗ってから二十分ほど経っている。
(出典:野尻抱介『クレギオン 1 ヴェイスの盲点』)

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